かたうらタイムス

もうすぐ社会人になります

2011年7月15日金曜日

【レポート】第7回オダワラブ!

既に7回目を数え、ラジオ番組まで持っている(!)
小田原をちょっと良くしたい、という志のもとに夜な夜な大人が集まる会
「オダワラブ」。

7.13「理想のサロンって?」に参加してきました!
(とりあえず文章レポートだけ…写真は後ほど)

こじんまりとしたライブスペース「ジャカジャカ」を貸しきって
三十余名の小田原関係者が大集合。
主催のやまいさん、あやこさんの司会にのっかって、
テーブルごとのグループで、食べ飲みつつワークに取り組む、
という形で進行していきました。

初対面の方が大半だったので、
基本的に猫かぶってたんですが、
みなさんのキャラ立ち加減が尋常じゃないことに
命の危機すら覚えました。
(学生は元気が命なのに…負けてる…!)

途中から「猫かぶってる場合じゃないだに!」と
だんだん本性を顕していったんですが、
その頃には空気が出来上がっていたのでw、
嵐を呼ぶのはまたの機会にとっておこうと思います。

さて、順を追って述べていくと尺が足りないのでちょっと割愛。
ここからは参加した感想をば。

(※言わずにおれない性格ですので、生意気だと思っても多めに見てくださいませ)

専攻の関係でまちづくりワークショップを主催する側に回ることばかりだったので、
参加者側に立つのは実はとっても久しぶりでした。
新鮮だった…!
なので、参加することで学ぶことがたくさんありました。
もちろん、色んなかたと会話して
小田原についてもたくさん学んだのだけど、
「短い時間でみんなで頭をしぼる」場のデザインて
やっぱり難しいんだなあ、と感じています。

いかに、自分の研究室に蓄積されてきたワークショップ・メソッドが
修正に修正を重ねて、合理的に作られてきていたのか。
集合知というか、経験知というか…
もいっぺん、歴史をたどってみなきゃなあ。

今回、じっくり話し込む雰囲気を想定して臨んだので、
いっぺんにいくつものワークをこなすことが予想外で、
忙しかったなあ、というのが率直な感想。
いや、いつもと違う頭の使い方したから楽しかったんだけども!

スピード感のある時間制限、って、ゲーム的にやる場合にはいいんだけど、
反面、話を深めることが難しいんですね。
特に、何か成果物を出すことを目的にしていると、
とりあえず形にすることに注力してしまうので、
コミュニケーションがどうしてもおろそかになってしまう。
特に、初対面とか世代が違ったりとかすると、
そのギャップを埋めるのに時間がかかるので、
そこにグルーピングとか、仕込みがかなり効いてきます。

私なんか完全に新参者だったので、
そもそもそこが問題なんですが…^^;

参加する人の属性がある程度限られている場合、
アイスブレイキング(本題に入る前に話しやすい雰囲気をつくる段階)の仕方も、
ちょっとマニアックになるのかも、とも思いました。
最初から地元ネタで攻めてしまって、アイデアイメージを喚起することに徹する
とか。

今回、あいうえおに沿ってブレインストーミングに取り組んだんですが、
これをアイスブレイキングとして地元話のネタだししちゃって、
その後気になるモノについて話していく、ていうのもアリだったかも、
などと妄想しております。

あと、各グループにファシリテーターがいるのって本当に大事なのね!
これまで経験したワークショップの時には
各グループに議論の誘導ができる学生を必ず一人は置くことを原則に
プログラムをデザインしてきたんですが、
これが効くんですね!

進行役がはっきりしてるから、誰が仕切るかとか変なところで気を使わない。
全体を俯瞰して、誰が話したそうにしているかわかるから、
うまくやれば、いっそう話を引き出せる。
私がずっとうけてきた訓練は、これだったのだなと実感しました。

ただの仕切りたがりが聞き手に回ることを覚えて
さらに場をコントロールできるようになると、
ファシリテーターのできあがりでやんす。
(本当はそんなに簡単じゃないですが)

…御託を並べましたが、
あれだけパワーをもった多様な方々の集まりに出会えて
ほんとに面白かった!
それぞれが手に職を持っている、というのが学生との違いで
私にはそれがとても眩しかったです。
「これはできる!」って言えるのって、とてもうらやましい。

常に何かが胎動しているまち、小田原。
ここのところさらに動きが活発化しています。
私はその間を駆けまわって、縫ってつなげる役目をしていきたいのです。
フットワークだけは負けないわ!

また参加します、オダワラブ。
次は猫をかぶるのではなく化け猫にでもなって行きたいと思います。
乞うご期待!

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