かたうらタイムス

もうすぐ社会人になります

2011年12月26日月曜日

大変ごぶさた

しております。
やまもとです。

かたうらタイムス0号が予想以上の広がりを見せまして
いろんなかたに手にとっていただき、嬉しい限りです。

片浦はじめ小田原市内のお店を中心に、
市役所や郵便局、FM、農協などさまざまなところに置かせてもらってます。

アドバイスくれたり
応援してくれたり、
苦言を呈してくれたり

周りの方の反響が返ってくる時というのは、
作り手としてとても充実した瞬間です。

第0号でかなりアラも見つかりました。
第1号も苦戦しつつ、1月の発行に向けて執筆と編集の作業が進んでいます。
今回は言いだしっぺで編集長の私がほぼ小田原に通えない状況なので、
現場では仲間がほうぼう動いてくれています。

私は人にお願いするのがとても苦手なので、
そして、来年度には片浦を離れなければならないので、
これはいい機会だと捉えています。
私自身のためにもなるし、
「かたうらタイムス」には私などがいなくても生き延びる不死身の媒体になってもらわなければなりません。
細く長く生き延びて、その製作過程さえも人をつなぐ装置になってくれなければ
本来の(私の)目的は達成されないのです。

何かをつくるということは、単に表現するとか、発信するとか
そういう直接的な効果だけではなくて、
つくる過程に関わる人の情熱が垣間見えたり、
人の手を借りるうちに発見があったり、
そんな機会でもなければ出会うべくもなかったものと出会ったり
さまざまな関係をとりもつものだと思っています。

空間であれ、紙であれ、
ものをつくる過程は人を強固につないでいきます。

だからこそ、
閉校した片浦中学校が学校ではない別のものに変わっている過程(まさに今!)は
私たち周囲の人間が互いの良さを引き出し合う絶好のチャンスだと思っているし、
かたうらタイムスも、徐々にですが人の動きを生むようになってきたようで
とてもうれしい。

我が意を得たり。

私はまちづくりを専攻している理由もそこにあるのだと思います。
ものや姿かたちに着目しているようでいて、
そのまなざしの先にはつねに人のくらしがあります。
ていうか、それ無かったらかっこいい形なんてあんまり興味ない(本音)。
いきいきした人の活動・くらしの器であるからこそ、まちは面白いし、
道具としてのモノも価値を増す。

まちに関わり、ものをつくるというのはそういうことなんじゃないかなと
私見を述べました。

ちょっと、最近思うところあって。
なんで今こんなしんどいんだっけ?って思いを巡らせてたんだけど
そうしたら初心に戻った。
いろいろと振り出しに戻るタイミングなんですね、わかります(ノД`)

さて、
今度のかたうらタイムスは鉄道写真家垂涎のあの集落の特集よ!
おたのしみに!

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