かたうらタイムス

もうすぐ社会人になります

2011年8月24日水曜日

27日、片浦中学校でお会いしましょう。

こんばんは!

しばらく更新が滞り、大変失礼致しました。
現在、修士論文の中間発表まで1週間。
8月に入ってから、片浦地区で個人宅に泊めていただきつつ
地域の方とお話したり中学校の調査をしたり
いろいろしてたんですが、
しばらく東京におります。
…見栄はりました(東京ではない)、実家は埼玉です。

さて、27日に片浦中学校活用に関する中間説明会が開かれます。
小田原市、CLCA(NPO)、そして早稲田大学後藤春彦研究室よりわたくし山本が
それぞれに今後の旧中学校施設の在り方について計画の方針を述べる、
という主旨のはずです。
私が間違ってなければ!
少なくとも、早稲田からはそのつもりでお話しいたします。

「夢みたいなことばっかり言って!」
って怒られるかもしれないな、と思うのですが、
でも、夢を見られないまちってちょっと寂しいと思うのです。
外からやってきた私のような学生や、
地域に暮らす子どもたち、
これからいろんなきっかけで片浦を知るであろうたくさんの人が、
「ここでこんなことできたらいいな」
「こんなくらしをしてみたいな」
「きっとできるよね」
と思えること。

それは、いま人が少なくても、規制とうまく折り合いがつかなくても、生活が厳しくても、
気合ひとつでどうにかできるのではないかとおもうのです。
その気合は、人の心を動かすでしょう。
地域の魅力は、自然の美しさやくらしの便利さだけではない。
そこでどんなふうに生活を創造していけるのか、
みんなで一緒に考えて実行していく楽しみもあります。
そこに参加したい、と外からやってくる人は必ずあらわれるでしょう。
楽しそうにしてると人は寄ってくるものです。
別に、何か大事業を起こさなければならないってことでもない気がします。
バブルはとっくにはじけてますし…
すごく単純でアホのようですが、いまの時代、結局それが真理なのではないかと思います。
念のため、私見であることは強調しておきますが…

ましてやあんなに、人も地形も面白いところなんだもの。

ちょっと話は変わります。
なぜ、私が片浦にどっぷり浸かっているのか。
昨年度より研究室の活動の一環として関わってきたから、といえばそれまでですが、
いま私が都市計画を学び、この地域に取り組んでいるのには
私自身の深い根が関わっているように思えてなりません。

すこし、私の話をしましょう。
私は、一軒家で暮らしたことがほとんどありません。
長いこと住んでいる現在の実家もマンション。
そして、自治会活動があまり盛んではありませんでした。
子ども会も存在しなかった。
あんまり羨ましいので、近所の団地の子ども会イベントに遊びに行くこともありました。
マンションの人とも、挨拶はするけどちゃんとお話する人は限られていて、
さらには小中学校ともに歩いて5分以内だったため道草する間もなく。

そう、地縁に飢えていたのです(笑)

祖父母は九州でそう頻繁に会えなかったのでいつまでたっても甘えベタでしたし
(姉妹のなかでは私だけでしたが)
姉妹は歳が近かったので小さい子の扱いも苦手でした。

いまでこそ、だいぶマシになったんですが。

私が建築学のなかで都市計画という分野を選んだのは、
本能的に自分に欠けているものに気づいたからかもしれません。
で、
片浦地区に出会って、研究活動を継続してきて、
「ここで頑張りたいなあ」と思ってしまったのです。
修士論文までも(笑)。
憧れみたいなものがあったんだと思います。

個人的には、私のような若いよそ者がヒョロヒョロ入って来ても
手の足りないところのお手伝いができる、
そういう仕組みが作れたらいいなあと思っています。
ただ遊びに来る、というよりも、
一瞬でも地域の仲間に入れてもらえることは、
その人にとって大きな財産になりうるし、とても魅力的なことでしょう。

だから私は、怒られても夢を語ろうと思います。
で、怒りながらも一緒に考えてくれる片浦人募集中です。
在住者に限りません、愛があれば。

それでは27日、片浦中学校でお会いしましょう。
自分でハードル上げた気もしますが、変に力まないようにします。



なんかもう日々景色が変わるから、無駄に写真撮っちゃうもんね!

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