かたうらタイムス

もうすぐ社会人になります

2011年12月26日月曜日

大変ごぶさた

しております。
やまもとです。

かたうらタイムス0号が予想以上の広がりを見せまして
いろんなかたに手にとっていただき、嬉しい限りです。

片浦はじめ小田原市内のお店を中心に、
市役所や郵便局、FM、農協などさまざまなところに置かせてもらってます。

アドバイスくれたり
応援してくれたり、
苦言を呈してくれたり

周りの方の反響が返ってくる時というのは、
作り手としてとても充実した瞬間です。

第0号でかなりアラも見つかりました。
第1号も苦戦しつつ、1月の発行に向けて執筆と編集の作業が進んでいます。
今回は言いだしっぺで編集長の私がほぼ小田原に通えない状況なので、
現場では仲間がほうぼう動いてくれています。

私は人にお願いするのがとても苦手なので、
そして、来年度には片浦を離れなければならないので、
これはいい機会だと捉えています。
私自身のためにもなるし、
「かたうらタイムス」には私などがいなくても生き延びる不死身の媒体になってもらわなければなりません。
細く長く生き延びて、その製作過程さえも人をつなぐ装置になってくれなければ
本来の(私の)目的は達成されないのです。

何かをつくるということは、単に表現するとか、発信するとか
そういう直接的な効果だけではなくて、
つくる過程に関わる人の情熱が垣間見えたり、
人の手を借りるうちに発見があったり、
そんな機会でもなければ出会うべくもなかったものと出会ったり
さまざまな関係をとりもつものだと思っています。

空間であれ、紙であれ、
ものをつくる過程は人を強固につないでいきます。

だからこそ、
閉校した片浦中学校が学校ではない別のものに変わっている過程(まさに今!)は
私たち周囲の人間が互いの良さを引き出し合う絶好のチャンスだと思っているし、
かたうらタイムスも、徐々にですが人の動きを生むようになってきたようで
とてもうれしい。

我が意を得たり。

私はまちづくりを専攻している理由もそこにあるのだと思います。
ものや姿かたちに着目しているようでいて、
そのまなざしの先にはつねに人のくらしがあります。
ていうか、それ無かったらかっこいい形なんてあんまり興味ない(本音)。
いきいきした人の活動・くらしの器であるからこそ、まちは面白いし、
道具としてのモノも価値を増す。

まちに関わり、ものをつくるというのはそういうことなんじゃないかなと
私見を述べました。

ちょっと、最近思うところあって。
なんで今こんなしんどいんだっけ?って思いを巡らせてたんだけど
そうしたら初心に戻った。
いろいろと振り出しに戻るタイミングなんですね、わかります(ノД`)

さて、
今度のかたうらタイムスは鉄道写真家垂涎のあの集落の特集よ!
おたのしみに!

2011年11月24日木曜日

第0号、でたよ!

ご無沙汰しております。

「かたうらタイムス 第0号」
出ましたよ!
こないだの土曜日に!!

んもーほんと入稿ぎりぎりで、
「2色刷りでかわいくするの☆」
なんて大口叩いちゃったもんだから

みんなから集めた原稿を色別に分けるのが
なかなかどうして厄介な作業で

発狂するかと思いました。ははは!

仮にも修士論文執筆中の大学院生なので、
今度中間発表あるから壊滅的なスケジュールだったんですが
やりきりました。

制作・編集メンバーのみなさん、まずはお疲れした!
次号はお正月の年賀状チックに出したいね!

さて、第0号は城下町おだわらツーデーマーチに合わせて発行しました。

みなさん、覚えてますか?
11月19日、土曜日。
あの、全国的にやたら雨が降ったあの日ですよ。
小田原は豪雨でした。
ホントに、あの中を歩き抜いた参加者の皆さんに最敬礼。
そして、そんな天気だったもんであんまり新聞配れませんでした。
だって、雨だし。
みんなびしょびしょなのに紙渡すって、ねえ?
悲惨なことになるのが目に見えている。

同時開催で、
地元のすてきなお姉さん、たかはしあやこさんが「みかんエコバッグ」(!!)を販売してくれたり、
私も出店者募って古本市やったり(みかん箱をお借りして利用しました)
お山のたいしょうのしいたけやジャムもあったり、
地元農家からはみかんの提供があり、
市場には出ないような小さいもの、見栄えのしないものを格安で販売しました。

雨じゃなければ…と思うと悔しいけど
(翌日は皮肉なことによく晴れて、まさにお散歩日和だったようです)
また、ああいう形で「ちっちゃいマーケット」をやれたらいいな。
古本市に出店してくれた方が「続けることが大事っすよ」と言ってくれたのが
ちょっと嬉しかったです。

そのときのレポートは来週します…
やまもとのお尻には火が点いているのです。
「修論やれ」という、地獄の業火でございます。
中間発表は今度の日月。

ぎゃあああ!

2011年11月2日水曜日

新聞、つくります

そう、新聞つくるのです。
きっかけは大学の研究の一環だったのだけど、
どっぷり浸かってしまった
片浦
というまち。

ていうか
片浦中学校とゆかいな仲間たち、
みたいな…

あ、11月19日(土)ひとはこ古本市 in 片浦中も引き続き出店募集してるのでよろしくね!
その1
http://grow-mikataura.blogspot.com/2011/10/in.html
その2
http://grow-mikataura.blogspot.com/2011/10/in_31.html
以下、随時情報追加していきます。

…まちはずれのとある地区、というくくりでは捉え切れない、
なにかベクトルの似た志によって惹かれあう人たちの生み出す
流れ、
とでもいいましょうか。

まさにいま起きているこの流れを、
美しい土地を、
そして、

そこにある愛を

なんらかの形で発信していきたいな、
それがひいては片浦の活性化につながればいいな
(上のふたつの間にはかなりの飛躍がある)
(が、きっとつながると信じている)
と思っていたので、

これもかねてからやってみたかった
「フリーペーパー」
ってやつを作ってできないかなと、
片浦内外の仲間を募って始めてます。

よそもんが何を勝手にーと言われるかもしれないのですが、
そしたら「んじゃ一緒にやりましょうよ」って容赦なく誘います。
こういうのは、オープンエンドにいきたいのです。

そんなこんなで、すでに11月19日(土)の片浦中企画withツーデーマーチ
にて
第0号の配布を目論み、
いろいろと始動しております。

根府川まちあるき地図とかね、
みかんとかね、
いろいろ詰め込むよ。
初回だからちょっとライトだけど。
第1号からはディープにしていきたいな。

んで、こないだ根府川街歩きしてきた!
そのようすを、ちょっとだけ公開。







 

秋だねえ。
最後の写真、どこでしょう?
答えは19日発行の「かたうらタイムス」か「かたうらタイムスweb(製作中)」でネー。

編集会議も既に2回、
メールなどで補助やりとりしつつ協働体制をつくっています。
まだまだぐにゃぐにゃしたプロジェクトではあるけれど、
徐々に形を成してきました。
って
徐々にじゃ困るのよ!
急いで!
わー!!

みなさまのお手元に届くのはもう少し先。
いまのところ印刷代とか自腹なので、カンパ・協賛も募っております。
本気で。
言ってくれれば広告とか広告記事とかやりますよ!
おねがい!

あ、一切の政治的圧力とは無関係に、平和にやっていきたいので
そこのところもどうぞよろしく!!

2011年10月31日月曜日

【続報】ひとはこ古本市 in 片浦中

みなさま、ご無沙汰しております。
やまもとは風邪でダウンしております。
おほほ、しんどい!

さて、
11.19.sat.「ひとはこ古本市」について、
ぽつぽつとお問い合わせをいただいております。

募集要項は、こちら!
http://grow-mikataura.blogspot.com/2011/10/in.html

おだわらツーデーマーチの中継地点としてにぎわう旧片浦中を、
ただの休憩場所としてではなくて、
もっとコミュニケーションの生まれる場所にしたいね、と
①地元のみかん販売
②ひとはこ古本市
③アースオーブンづくりWS
④その他、お菓子やオリジナルグッズもあるかも…?
と、
片浦ゆかりのメンバーで企画を詰め込みました。
これを機に、片浦という場所の魅力を知ってもらえればと現在準備をすすめています。

こうした企画のうち、
「ひとはこ古本市」は
私、やまもとが統括を担当しております。
条件は
①みかん箱(主催より貸出)を利用すること
②互いに会話が楽しめること
くらいでして、
のんびりしたフリーマーケットをイメージしてもらえればと思います。

お店をほったらかしでは困るけれど、
ちょっと留守にして、お隣さんに荷物番してもらったり、
「〇〇してなきゃいけない」
「〇〇してはいけない」
というのは特に設けずに、
互いの助け合いや思いやりで運営していきたいと思います。

なのでたとえば、商品も本に限らずともよいのです。
あくまで「ふるほん市」ですので、本がメインではありますが^^

やまもとも、全体見渡しつつ自分で出店するつもりです。
このあいだ、祖父母宅の屋根裏から素敵な本が沢山出てきたのです。
おたのしみに!


ひきつづき、お問い合わせはこちらまで
やまもとかな
080-5412-5247
dragonfly.sprint0420@gmail.com

2011年10月12日水曜日

ひとはこ古本市 in 片浦中

いっこ前の投稿で話題に挙がっていた、
「ひとはこ古本市」についてのお知らせです。


言いだしっぺがやまもとなので、
窓口もやまもとです。
一緒に企画運営をやってくれる方も同時募集。
出店者を兼ねてくれて構いません。


11.19.sat.
ひとはこ古本市 in 片浦中学校
出店者募集!



より大きな地図で 11.19.sat.会場 を表示

2010年3月に閉校した片浦中学校が、一日限りの本屋さんになります!
近隣のみかん農家から、古き良き「みかん箱」をお借りして、
ひとはこ店主(そこのあなた!)になりませんか?

【募集要項】
30人程度の店主さんを募集します。
フリーマーケットの要領で、売りもの選びや値段つけ、
当日のやりとりを楽しみましょう。

■出店資格:個人・グループどなたでも
店主どうし、お客さんとの会話が楽しめる方
■出店規模:みかん箱ひと箱(もうひと箱…という場合は応相談)

*みかん箱は、だいたい450mm×300mmくらいです。
箱の中に、売りだす本を自由に配置して素敵なお店にしてください。
高く積むのもアリ!
*みかん箱、お店の看板(空欄のもの)はこちらでご用意いたします。

【申し込み】
メールにて、以下の必要事項をお知らせください。
・氏名
・電話番号
・メールアドレス
・店名(ぜひ楽しんで決めてください)
*折り返しメールにて、校内出店場所の決定方法など詳細をお知らせいたします。

【連絡先】
やまもと かな
tel 080-5412-5247
e-mail dragonfly.sprint0420@gmail.com
質問・疑問もお気軽にどうぞ!

11月19日、片浦中にて

【訂正いたしました】
19日の催しのなかに、「焼き芋」と書いていたのですが、
やまもとの早とちりでした…ので、訂正いたしました。
以後、確認をとってから公表するようにします。
大変失礼いたしました。

<気を取り直して、ここから本文!↓ >

夜中の大学からこんにちはー。
今日から一泊で岩手です。
集合時間があまりに早いので、大学に泊まっております。

なんでこんなことになっているかといいますと、
片浦中学校で展開される、新しい公共モデル事業の一環で
自然×学校×教育の研修旅行なのです。

いろいろ勉強してくる!

さて、最近はこれまでの調査を現場に結びつける活動を進めています。
片浦中学校の活用にあたり、施設をどう運用していくのか。
用途と、それを支える人の関わり方。
来年度の施設改修に向けて、提案の作成中です。

「学校」という地区の核が、
さらに広域をつなぐ場所になっていくよう、
さらなる試行錯誤を重ねてまいります。

その1【片浦の広報紙をつくろう】

片浦地区に住んでる人もそうじゃない人も、
もっと片浦の楽しいところを引っ張り出して共有しよう、
ということで
広報紙っていうか、新聞のような、
世間で「フリーペーパー」と一括りにされているメディアをつくろう、と
有志で作戦を練り始めているところです。
即時性を考えて、ウェブも活用したいところ。

片浦にやってきたくなるような素敵なものをつくって、
ちょっとおしゃれな場所に置いてもらったりしたいですね。

■スタッフ構成
・全体構成などを考える「コアスタッフ」
・企画により取材・執筆に携わる(要はできる時だけ)「遊軍スタッフ」

こんなかんじ。
ざっくりした構成ですが、各々ができる範囲で、でもクオリティの高いものを作りたいと思います。
片浦で起きている面白いこと・ものを、内外に広く伝えるべく
まずは作る側が楽しめることをモットーとしたいのです。

少子高齢化や産業の衰退など、日本中の小さなまちの多くが直面している問題に
片浦もまた晒されているわけですが、
その土地にある愛をみんなで共有することから、活性化に取り組んでいきたいと思います。

その2【ツーデーマーチまつり(仮)】

11月19日・20日に行われます、
おだわらツーデーマーチの「太閤一夜城と潮騒の早川・片浦コース」(19日)の
折り返し…というか休憩所になっている片浦中で
せっかくだからなんかやりましょうよ、
ということになりまして
地元のみかん市や
有志による「ひとはこ古本市」、
石窯づくりワークショップなど、
なんだかアイデア持ち寄りすぎてよくわからないことになってますが、
そんな手作り感あふれる企画が進行中です。

一日かぎりの地元総力祭!

もしかしたら地元の奥様による手作りお菓子なんかもいただけちゃうかも、
オリジナルグッズなんか作っちゃうかも、

夢は膨らむばかりでして、

もう、考えるだけでよだれがでちゃうよ!

この企画を通じて、小田原市内外に片浦地区の魅力を発信することはもちろん、
いろんな人が自分のもつ得意技を持ち寄って、力を合わせるひとつのモデルを描ければ

目論んでおります。

いろんな人に活躍してもらおう。
そうしましょう。

2011年9月28日水曜日

近況

更新滞っております。
なんとか、近況をば。

健民祭(17日)と江之浦保育園うんどうかい(24日)に
参加してきました!

小学生の組体操。技の名前が地元ネタで面白かったです。
ちゃんとそれぞれ覚えとけば良かった…


 開会式にて、KFCの表彰。
このあと雨が降ったり止んだりで、校庭がドロドロだったけど、けが人もなく。
樽ころがしで危うくスタートできない事態に陥ったため、
一躍有名に(恥ずかしい)。
石橋の皆様、大変ご迷惑をおかけしました。
そのぶん、人生リレーでは爆走いたしました。…裸足で。



 翌週24日。午前中が片浦小学校体育館で江之浦保育園のうんどうかい。
6人の園児と一緒に、地域のお兄さんお姉さん、大人たちみんなで
楽しく盛り上がりました。
お父さんたち、頼もしい!そして面白い!
小学生もみんな「先輩」ですね。
先生、家族、地域の方々、みんなでつくった素敵な運動会でした。

なみのこ村でランチデート(笑)した後に、
旧片浦中学校へ。


 この日は「風のたより」というまちづくり交流シンポジウムが開かれていたのです。
見晴らし最高の技術室でみなさんごはん。
素晴らしい秋晴れで、よかった!

なんかよくわかりませんが撮っていただきました…


そして18日は、旧片浦中学校を拠点として実施される
「食とエネルギーの地産地消」プログラムの第一回実行委員会(仮)。
…というより、顔合わせ。
食とエネルギーの自給をキーワードに、
片浦中学校の今後の利活用と併せて、さまざまな試みに取り組みます。
メンバーを固定するというよりは、そのときどき、適材適所で力を合わせていこう、
という体制でやっていきます。
これからどんどん声をかけていきますので、一緒に片浦を盛り上げましょう!

直に役に立ちそうなことも大事だけど、
なんとなく面白そう、みんなが集まりそうな思いつきがあれば
随時実現していきたいですね。

明日29日木曜日は、やまもとが一日中、片浦中学校図書室におりますので、
のんびりしたい人、
本読みたい人、
やまもとの正体が知りたい人、
面白いアイデアが腹の中でくすぶってる人、
よろしければ、ふらりとどうぞ。

場所はこちら
http://g.co/maps/y42xj

2011年9月15日木曜日

9月15日入荷情報!

■やまかな公開蔵書一覧
9月15日時点

【小説】
・英雄の書(宮部みゆき)
・新世界より(貴志祐介)
・ニシノユキヒコの恋と冒険(川上弘美)

【コミック】
・STAY 1〜3巻(西炯子)
・ペンとチョコレート(ねむようこ)
・クーベルチュール(末次由紀)
・地上はポケットの中の庭(田中相)

【エッセイ等】
・くいいじ 上下巻(安野モヨコ)
・センセイの書斎(内澤旬子)
・あるようなないような(川上弘美)
・もしもし、運命の人ですか。(穂村弘)
・ないもの、あります(クラフト・エヴィング商會)
・動物園を楽しむ99の謎(森由民)

【新書・参考書】
・一箱古本市の歩きかた(南陀楼綾繁)
・読んで旅する世界の名建築(五十嵐太郎)
・日本の建築 その芸術的本質について(吉田鉄郎)
・まちづくり市民事業 新しい公共による地域再生(佐藤滋・編)

【雑誌】
・Casa BRUTUS 9月号「ニッポン再生の参考書。」
・ケトル 創刊号「本屋が大好き!」

本日と明日16日、
片浦中学校図書室を10:00-16:00開放中です!

2011年9月12日月曜日

秋めいてまいりました

片浦居候計画も3軒目にお世話になっております、
やまもとです。

毎週水曜〜日曜日までというスケジュールで片浦に滞在してます。

9月8日(木)〜11日(日)は、文化の秋企画ウィーク(個人テーマ)といたしまして、
片浦中学校・図書室の地域サロン化計画をはじめ
具体的なイベント企画の話を色んな人と打ち合わせておりました。

その1【早稲田の学生、片浦地区健民祭に参加します】
17日の片浦地区健民祭に、学生数人で参加します。
助っ人・・・のつもりでいますが、役に立つかどうかは謎です。

その2【片浦中学校図書室・一般開放】
今後、週1〜2回のペースで片浦中学校・図書室を一般開放します。
今週は、
15日(木)10:00〜17:00を予定しています。
今後は土曜日中心に開放していきたいのですが、
17日は健民祭なのでお休みとさせてください。
全力で健民祭を盛り上げましょう。
24日(土)は「風のたより」と同時開催で図書室を開放いたします。
お仕事の気分転換に、海を見ながらの読書に、宿題をこなしに、やまかなにちょっかいを出しに・・・等々、お気軽においでくださいませ。

その3【第2回ブクブク交換をやりたいな】
会場の都合もあり未だ調整中ではありますが、
10月15日(土)に第二回ブクブク交換を開催予定です。
第一回のようすはこちら
詳細が決まり次第、またご連絡いたします。


その他、東京進出も視野に入れて、
いろいろと企画進行中です。

詳細が決定いたしましたら、それぞれ告知いたしますので、
今後も引き続き本ブログをチェックしてみてください。

2011年9月8日木曜日

読書の秋!

研究室の合宿があったり、夏の疲れにやられたりしておりました、
やまもとです。


↑合宿の帰り、迷走した挙句になぜか回転寿司に興じる後藤研16期(やまもとの同期)。
会計の存在を忘れてタワー建設に走る。


一昨日は、来年度入社予定の会社の内見会をお手伝いして参りました。
いろんな地域に出入りしてきた経験が、少し活かせたような気がします。
学生生活も、仕事も、土台にあるのは「人とのやりとり」だと痛感しました。


■ここから本題!
本日夕方より日曜日まで、片浦に復帰します。
根府川のお宅に泊めていただいて、いろいろと動き回ろうと思います。
今後は毎週、主に水曜日から日曜日まで片浦に滞在する予定です。
月火と大学に戻ります。

そして、本格的に動き出すのは来週を予定しておりますが、
片浦中学校の図書室を学級文庫的に利用しつつ、
日常的にくつろぐ場所にしていきたいと思います。

既存の蔵書はもちろん、
やまもと個人の蔵書(まちづくり本から漫画まで)も徐々に入荷いたしまして、
本を介した交流を軸とした、素敵な場にしていきたいと思います。
土曜日を中心に企画も起こしてまいりますので、ぜひご参加くださいませ。


いずれも、詳細は調整中ですので、
決まり次第こちらで告知いたします。


【今週のやまかな本】
・「くいいじ」(安野モヨコ)
・「新世界より」(貴志祐介)
・「スピカ」(羽海野チカ)
・Casa BRUTUS 9月号「ニッポン再生の参考書。」(マガジンハウス)
・「一箱古本市の歩きかた」(南陀楼綾繁)

これから「わっしょいわっしょい」と担いで持っていきます(※自宅は埼玉)。
中学の蔵書からはちょっとハズして、怪しげなものをチョイスしていこうかと。
来週以降、まちづくり系を充実させるつもりです。

さて、
7月の猛暑のなか第一回が開催された、
「ブクブク交換 in 片浦中学校」

第二回を予定しております。
今度は図書室いっぱいになるといいな…
こちらも、早めにお知らせできるよう頑張りたいと思います。


さて。
今後、地域のみなさまにご相談に上がったり、
お知らせをすることが多々あるかと思います。

直接、まちづくりにつながっているように見えずとも、
小さなやりとりの積み重ねが、将来を支えるまちの体力になる。
そう信じて、あちこち駆けまわりますので、
これからも片浦地区内外のみなさまのご理解とご協力をたまわりますよう
改めてお願い申し上げます。

やまもとかな
@dragonfly0420 on Twitter
#yamakana(←ハッシュタグを作ってみました。一体、どう使おうか…)

2011年8月24日水曜日

27日、片浦中学校でお会いしましょう。

こんばんは!

しばらく更新が滞り、大変失礼致しました。
現在、修士論文の中間発表まで1週間。
8月に入ってから、片浦地区で個人宅に泊めていただきつつ
地域の方とお話したり中学校の調査をしたり
いろいろしてたんですが、
しばらく東京におります。
…見栄はりました(東京ではない)、実家は埼玉です。

さて、27日に片浦中学校活用に関する中間説明会が開かれます。
小田原市、CLCA(NPO)、そして早稲田大学後藤春彦研究室よりわたくし山本が
それぞれに今後の旧中学校施設の在り方について計画の方針を述べる、
という主旨のはずです。
私が間違ってなければ!
少なくとも、早稲田からはそのつもりでお話しいたします。

「夢みたいなことばっかり言って!」
って怒られるかもしれないな、と思うのですが、
でも、夢を見られないまちってちょっと寂しいと思うのです。
外からやってきた私のような学生や、
地域に暮らす子どもたち、
これからいろんなきっかけで片浦を知るであろうたくさんの人が、
「ここでこんなことできたらいいな」
「こんなくらしをしてみたいな」
「きっとできるよね」
と思えること。

それは、いま人が少なくても、規制とうまく折り合いがつかなくても、生活が厳しくても、
気合ひとつでどうにかできるのではないかとおもうのです。
その気合は、人の心を動かすでしょう。
地域の魅力は、自然の美しさやくらしの便利さだけではない。
そこでどんなふうに生活を創造していけるのか、
みんなで一緒に考えて実行していく楽しみもあります。
そこに参加したい、と外からやってくる人は必ずあらわれるでしょう。
楽しそうにしてると人は寄ってくるものです。
別に、何か大事業を起こさなければならないってことでもない気がします。
バブルはとっくにはじけてますし…
すごく単純でアホのようですが、いまの時代、結局それが真理なのではないかと思います。
念のため、私見であることは強調しておきますが…

ましてやあんなに、人も地形も面白いところなんだもの。

ちょっと話は変わります。
なぜ、私が片浦にどっぷり浸かっているのか。
昨年度より研究室の活動の一環として関わってきたから、といえばそれまでですが、
いま私が都市計画を学び、この地域に取り組んでいるのには
私自身の深い根が関わっているように思えてなりません。

すこし、私の話をしましょう。
私は、一軒家で暮らしたことがほとんどありません。
長いこと住んでいる現在の実家もマンション。
そして、自治会活動があまり盛んではありませんでした。
子ども会も存在しなかった。
あんまり羨ましいので、近所の団地の子ども会イベントに遊びに行くこともありました。
マンションの人とも、挨拶はするけどちゃんとお話する人は限られていて、
さらには小中学校ともに歩いて5分以内だったため道草する間もなく。

そう、地縁に飢えていたのです(笑)

祖父母は九州でそう頻繁に会えなかったのでいつまでたっても甘えベタでしたし
(姉妹のなかでは私だけでしたが)
姉妹は歳が近かったので小さい子の扱いも苦手でした。

いまでこそ、だいぶマシになったんですが。

私が建築学のなかで都市計画という分野を選んだのは、
本能的に自分に欠けているものに気づいたからかもしれません。
で、
片浦地区に出会って、研究活動を継続してきて、
「ここで頑張りたいなあ」と思ってしまったのです。
修士論文までも(笑)。
憧れみたいなものがあったんだと思います。

個人的には、私のような若いよそ者がヒョロヒョロ入って来ても
手の足りないところのお手伝いができる、
そういう仕組みが作れたらいいなあと思っています。
ただ遊びに来る、というよりも、
一瞬でも地域の仲間に入れてもらえることは、
その人にとって大きな財産になりうるし、とても魅力的なことでしょう。

だから私は、怒られても夢を語ろうと思います。
で、怒りながらも一緒に考えてくれる片浦人募集中です。
在住者に限りません、愛があれば。

それでは27日、片浦中学校でお会いしましょう。
自分でハードル上げた気もしますが、変に力まないようにします。



なんかもう日々景色が変わるから、無駄に写真撮っちゃうもんね!

2011年8月8日月曜日

火曜から土曜まではいます

すみません、更新が滞りまして…
いろんな方にお会いしたり
大学のオープンキャンパス手伝ったりしていて
しかもこの蒸し暑さ!
昨晩は落雷による電車の運転見合わせにも巻き込まれまして
くたくたになっておりました。

夏場は知らず知らずのうちに疲労が蓄積しているものですね。
楽しいことたくさんあるからつい、ね。
みなさまもどうぞご自愛くださいませ。

さて、
先週の火曜日から土曜日まで、
プレ住みこみ、ということで中学校や地域の方のお宅に滞在しながら
あちこちめぐったりご挨拶したり調べたりしておりました。

やっぱり現地に入ってみないとわからないこと、
見えないものもたくさんあったなーと思っています。

今回泊めていただいたのは、
根府川の農業センター近辺にお住まいの
ヒーリングヨガ小田原の先生のお宅。
ヨガの体験までさせて頂いて、
大変お世話になりました。
絶景と先生の人柄にも癒された…^^

自治会長に「会ったらきっと面白いよ」という方々を
紹介していただいたり、
海の家で大きな鯖をいただきながら話をしたり
地元の頼れるお兄さんに助けてもらいながら、
改めて片浦を体感しておりました。

そして、地域のくらしを身をもって体験するぞ!
ということで、
土曜日には江之浦でえび網の掃除もしましたー。





めちゃくちゃ眠かった…朝早いですね。
最初はやたら時間がかかって、もたもたしてたんですけど
そしてひっかかったカニをなんとか外そうとしてたんですけど
「こういうのはこうすればいいのよ」
と何のためらいもなく足をぶっちぎることを教えていただいたので

楽しくぶっちぎってきました!!

ははは!

あさイチ
塩まみれ
あっつい


もちろん大変なんだけど、
作業してるみんなでいろーんな話をするのが
とっても楽しかったです。
もー、ポンポン飛び交うんです会話が。


おじゃましました、また行きます!


おまけ
こないだ飲んだイグアナ酒。
イグアナのくせに意外に飲みやすかったわー。


さて、明日はあさイチで地域の筋トレ教室にいれてもらいます。
埼玉県の実家から、早朝出発!

2011年8月1日月曜日

新聞デビュー

神奈川新聞「オダワラブ」

大笑いしてる写真が採用になりましたw

明日より4日間、プレ住み込みいたしますので
よろしくお願いいたします。

2011年7月27日水曜日

そろそろ移住します

やまもとです。

来週の火曜日、8月2日から
徐々に拠点を片浦に移したいと思います。

これからご近所になるみなさま、
どうぞよろしくお願いいたします。

食事に招待してくれたりすると、
泣いて喜びます。






この間の週末、「とにかく足で土地を覚えよう」と思って
歩いた時の写真。

絶対、早川・片浦ウォークトレイルって気楽に行ける道ではないと
日差しにじりじり焼かれながら実感しました。

2011年7月15日金曜日

【レポート】第7回オダワラブ!

既に7回目を数え、ラジオ番組まで持っている(!)
小田原をちょっと良くしたい、という志のもとに夜な夜な大人が集まる会
「オダワラブ」。

7.13「理想のサロンって?」に参加してきました!
(とりあえず文章レポートだけ…写真は後ほど)

こじんまりとしたライブスペース「ジャカジャカ」を貸しきって
三十余名の小田原関係者が大集合。
主催のやまいさん、あやこさんの司会にのっかって、
テーブルごとのグループで、食べ飲みつつワークに取り組む、
という形で進行していきました。

初対面の方が大半だったので、
基本的に猫かぶってたんですが、
みなさんのキャラ立ち加減が尋常じゃないことに
命の危機すら覚えました。
(学生は元気が命なのに…負けてる…!)

途中から「猫かぶってる場合じゃないだに!」と
だんだん本性を顕していったんですが、
その頃には空気が出来上がっていたのでw、
嵐を呼ぶのはまたの機会にとっておこうと思います。

さて、順を追って述べていくと尺が足りないのでちょっと割愛。
ここからは参加した感想をば。

(※言わずにおれない性格ですので、生意気だと思っても多めに見てくださいませ)

専攻の関係でまちづくりワークショップを主催する側に回ることばかりだったので、
参加者側に立つのは実はとっても久しぶりでした。
新鮮だった…!
なので、参加することで学ぶことがたくさんありました。
もちろん、色んなかたと会話して
小田原についてもたくさん学んだのだけど、
「短い時間でみんなで頭をしぼる」場のデザインて
やっぱり難しいんだなあ、と感じています。

いかに、自分の研究室に蓄積されてきたワークショップ・メソッドが
修正に修正を重ねて、合理的に作られてきていたのか。
集合知というか、経験知というか…
もいっぺん、歴史をたどってみなきゃなあ。

今回、じっくり話し込む雰囲気を想定して臨んだので、
いっぺんにいくつものワークをこなすことが予想外で、
忙しかったなあ、というのが率直な感想。
いや、いつもと違う頭の使い方したから楽しかったんだけども!

スピード感のある時間制限、って、ゲーム的にやる場合にはいいんだけど、
反面、話を深めることが難しいんですね。
特に、何か成果物を出すことを目的にしていると、
とりあえず形にすることに注力してしまうので、
コミュニケーションがどうしてもおろそかになってしまう。
特に、初対面とか世代が違ったりとかすると、
そのギャップを埋めるのに時間がかかるので、
そこにグルーピングとか、仕込みがかなり効いてきます。

私なんか完全に新参者だったので、
そもそもそこが問題なんですが…^^;

参加する人の属性がある程度限られている場合、
アイスブレイキング(本題に入る前に話しやすい雰囲気をつくる段階)の仕方も、
ちょっとマニアックになるのかも、とも思いました。
最初から地元ネタで攻めてしまって、アイデアイメージを喚起することに徹する
とか。

今回、あいうえおに沿ってブレインストーミングに取り組んだんですが、
これをアイスブレイキングとして地元話のネタだししちゃって、
その後気になるモノについて話していく、ていうのもアリだったかも、
などと妄想しております。

あと、各グループにファシリテーターがいるのって本当に大事なのね!
これまで経験したワークショップの時には
各グループに議論の誘導ができる学生を必ず一人は置くことを原則に
プログラムをデザインしてきたんですが、
これが効くんですね!

進行役がはっきりしてるから、誰が仕切るかとか変なところで気を使わない。
全体を俯瞰して、誰が話したそうにしているかわかるから、
うまくやれば、いっそう話を引き出せる。
私がずっとうけてきた訓練は、これだったのだなと実感しました。

ただの仕切りたがりが聞き手に回ることを覚えて
さらに場をコントロールできるようになると、
ファシリテーターのできあがりでやんす。
(本当はそんなに簡単じゃないですが)

…御託を並べましたが、
あれだけパワーをもった多様な方々の集まりに出会えて
ほんとに面白かった!
それぞれが手に職を持っている、というのが学生との違いで
私にはそれがとても眩しかったです。
「これはできる!」って言えるのって、とてもうらやましい。

常に何かが胎動しているまち、小田原。
ここのところさらに動きが活発化しています。
私はその間を駆けまわって、縫ってつなげる役目をしていきたいのです。
フットワークだけは負けないわ!

また参加します、オダワラブ。
次は猫をかぶるのではなく化け猫にでもなって行きたいと思います。
乞うご期待!

2011年7月11日月曜日

【レポート】ブクブク交換 in 片浦中学校!

 去る2011年7月10日(日)
「ブクブク交換 in 片浦中学校」、
発案者のテリー植田さんもお迎えして、総勢7名の参加をいただき
無事終了いたしました!

開催概要はこちら

 根府川駅。梅雨明け直後の、一点の曇りもない快晴!


 駅で待ち合わせ。


遅刻組も揃いました。いざ登校!


この坂を登っていきます。


なんらこれは!


坂を登るとこの眺め。


ここを抜ければ中学校です。


到着。着席!


このあと、朝の会(懐かしい!)をやって、学校探検に繰り出しました。
最上階で遠くまで見渡したり
(多分、三浦半島・伊豆大島までみえていました。)、
実験器具の名前を思い出したり、
鯉にえさをやったり…
思った以上に盛り上がる大人中学生たち。

(※楽しすぎて写真撮り忘れてました。すみません…)

そして、最も見晴らしの良い4階角・技術室で自己紹介&給食タイム。
グループでごはんを食べるあのかんじ、いろんな話ができて面白かったですね。
今度は食事も給食らしくしたいところ。

そして、図書室へ移動。
本日のメイン、ブクブク交換へ。
(あまりに暑い日だったので、会場を移すたびに
みんなで扇風機を持って右往左往してましたw)

準備中。みんなまじめ。


たくさんの扇風機に 見守られながら…


沈黙の聴衆・ブックエンドさんも勢揃いです。


 出揃いました。テーマは「学校」「夏・海・空」「中学時代に読んだ本」


「今日から誕生日の近い順」ということでブクブクプレゼン開始!
ミスター「ツイラク」! 素晴らしいトップバッターでしたw


悩めるハタチ。
そして彼ら二人は誕生日が一緒ということが順番決めの際に発覚。

本の選び方、感じ方もひとそれぞれ。名作もちらほら。
意外にハードな一面も。


天文好きな女性って魅力的ですよね(照)


みんなツッコミながら熱心に聞いてます。


「萌え」発言が一番多かったのはこの人!


あと、私とテリーさんもプレゼンしたんですが、写真撮り忘れました…
ゴム銃にはみんな興奮してましたね!


交換前の、物色タイム。
みんなで立ち読みしていると、さながら本屋の平積みコーナー。

「ボクもツイラクしてみようかな」



「これもらっていいですかー」
「いいよー」「あ、それ欲しい!」
ときにジャンケンによる争奪戦に発展しつつ、
交換タイム白熱。



【同時企画】「本を読む場所」を考えよう。
実は課外授業企画として、
「新しい読書の形 in 中学校」というのもやりました。
しょーもないものから夢のふくらむもの、まさに中二なものまで、
楽しいアイデアで盛り上がりました。

図書室の放課後。


いい場所みつけたね!


本日のMVP。絵になります。



そして、みんなでお片付けをして、下校。
帰る頃にはもうすっかり仲良しです。
午後の日差し。


帰り際の背中。


たのしかったね、おつかれさまでした!
またね!


第二弾もきっとやりたいと思います。
あんまり暑いので、今度は秋かな。
もっと頻繁にやってくれ!って要望があれば盛夏であろうとやりますw

トンボが飛び交う学校で、また会いましょう。


■今回のブクブク・ブックス(順不同)

・智恵子抄(高村光太郎)
・ツ、イ、ラ、ク(姫野カオルコ)
・薄紅天女(荻原規子)
・小川未明童話集(小川未明)
・夏と花火と私の死体(乙一)
欲に咲く女、欲に枯れる女(岩井志麻子)
・動物園を楽しむ99の謎(森由民)
・世界史B用語集(全国歴史教育研究協議会)
・ゴム銃オフィシャルガイドブック(中村光児)
・ナラタージュ(島本理生)
・ようこそ地球さん(星新一)
・モンテ・クリスト伯(デュマ)
・薬指の標本(小川洋子)
・ズッコケ三人組の神様体験(那須正幹)
・龍宮(川上弘美)
・センネン画報(今日マチ子)
・発作的座談会(椎名誠、木村晋介、沢野ひとし、目黒考二)
・夜市(恒川光太郎)
・いきもの図鑑(さくらももこ)
・若きウェルテルの悩み(ゲーテ)


多種多様!